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たまには映画の話でも・・・「おもいでの夏」

2015.02.19.Thu.14:56
jenniferoneill2 (500x250) - コピー

毎日、まだまだ寒いですね。
久しぶりに映画の事でも書いてみましょう。

男なら誰でもがそうであるように、幼い自分と決別する時が必ず来ます。
人それぞれその状況は変わっていても根底にある男の女性への憧憬。
それをまさに具現化したような映画が、この「おもいでの夏」なのです。

原題 Summer of ‘42
原作 ハーマン・ローチャー
監督 ロバート・マリガン
撮影 ロバート・サーティース
音楽 ミシェル・ルグラン
主演 ジェニファー・オニール
公開 1971年

1971年公開ですから、当時の私は19歳。
すでに大人への一歩を踏み出していた頃ですので、私にとって
映画と人生が同時シンクロする様な「おもいでの映画」と言える作品です。

第二次大戦中のニューイングランドの小さな島。
夏の終わりに少年が経験する若く美しい女性とのつかの間のひととき。
ジェニファー・オニール演じる若妻「ドロシー」を初めて見た時、
世の中にこんなに素敵な女性がいるのか?と思ったほど記憶に残る映画でした。
撮影のロバート・サーティースはドロシーの表情や
夏の終わりの風景に「紗」をかけ、画面をソフトフォーカスにして見せます。
もう、その映像が「そこはかとなく」美しく、また切なく見る者に迫ります。
ソフトフォーカスの中でドロシーの印象を少し曖昧にして少年の目には
女性とは今もこれからも自分には未知で不可解なものとして少し
ミステリアスに描かれて美しい中に心憎い演出です。

今でも時折り憂いを含んだ美しいドロシーに思いを馳せるとき、
ミシェル・ルグランの甘く切ないメロディを思い浮かべるとき、
63にもなる爺さんが遠くを見つめ19歳に戻ってしまうのです。

1942年の夏、何をしていたのか?
年老いてなお、そんな月日を自分に問いかける・・・
作者と同じ思いを私自身のおもいでの夏に置き換えて
その時々を振り返ったりするのです。

陽がさしている間
風は海から浜に向かってそよぎます。
ジェニファー・オニールほど風が似合う女優を私は他には知りません。



jenniferoneill.jpg






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